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2018.10.03

杭工事の監理。
新潟市全域で地盤は芳しくなく
北区(旧豊栄)も例外ではなく今回の嘉山の地盤の改良が必須となります。
選定杭は木杭となる環境パイル工法です。
木杭とはいえ防腐や防朽は酸素がない状態では進行がすすまず、
JAS規格の中では等級の高いお墨付きの耐久剤をほどこしている。
link 下記環境パイルについて

新潟駅の地下空間の下に松杭が打たれ、
新潟地震の際、被害が最小限に抑制された点から
可能性として液状化対策になりうることも伺えます。
link 参照文献

コストが木材ということで廉価であり、
かつコンクリート杭やセメント改良杭と異なり、
環境問題として木材を使うことは有意義な利点があると判断しています。
杭が不要な場合には引き抜きも可能ですしね。
環境パイルの木材は全て国産材を使用していることも、外材に頼らず、
地場の林業を支える方策ともなりえます。
構造設計において不可点がないかぎりでは木杭の可能性を模索しつづけている。

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