嘉山の家

project

嘉山の家 竣工写真アップ

嘉山の家 竣工写真をアップします。
旧豊栄の田んぼにほど近い細長い敷地。
農家さんが住まうの集落の一角にほぼ当てはまるような場所です。
敷地の奥には、各住居の裏庭の畑があり、図と地でいうなれば、
本来は地としての外部=畑ですが、
自然派生的な集落の裏手の外部空間は
図としての畑に見立てることができます。
奥へ奥へと進むプロセスの中に、
居住空間というレイヤーが重ねられ、
日々の生活は、奥の田畑や、瓦の屋根、連峰を意識しながら繰り広げられます。

link
嘉山の家

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引渡

嘉山の家
設計監理を重ね、遂に竣工・お引渡しの運び。
肥沃な土地・豊栄にてお子さんたちは恵まれた環境のなか、
すくすくと大きく、この住まいとご一緒に日々歩むことでしょう。
家族皆さんで笑顔いっぱい、裏の庭の畑とともに美味しさいっぱい、
多き成長を見守らせていただきます。
不具合がありましたらいつでもお呼びください。
竹馬の友、馴染みのご友人たちと美味しいお酒を・・・ぜひ!

外の装い

監理をする嘉山の家まで足を運ぶ。
本日足場が取れるとのコト。
多忙の一日を経て業務の末・夕刻に間に合う。
日も暮れてコントラストを十分には見分けるに至らず、が、
ほのかに白と灰の外装色を確認できた。
引渡しまでの道のりは3週余り。
重なる業務のなか、走り続けること切りはありませんが、
少し時間を作ってコーヒーでも呑みましょうか、各々の建築空間に対峙している。

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嘉山の家 上棟

新潟市は北区、 嘉山の家が上棟
来春の竣工に向かって着々と進捗し続けている。

この場をお借りしまして 「お施主様、上棟、おめでとうございます!!」
東の空は初冬の透き通った青で、飯豊連峰、それから五頭連峰が白く化粧している模様。
山を前にして背筋がしゃんとする。
新潟市の東の朝の空は、霜が降りればなおさらのこと、それはそれは「out of the world」絶景を拝むことが可能です。
連峰の突端から浮き出る真っ赤な虹色の太陽を、
2階ではさり気無く包含する予定である。
左から飯豊や二王子、手前に欅に民家と松の木、五頭連峰が浮かぶ。
雪山の向こうから光がこぼれてくる。
そう、私はふと借景が出来ることに気づいている。

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□完成予定は?□
春の予定

杭工事の監理。
新潟市全域で地盤は芳しくなく
北区(旧豊栄)も例外ではなく今回の嘉山の地盤の改良が必須となります。
選定杭は木杭となる環境パイル工法です。
木杭とはいえ防腐や防朽は酸素がない状態では進行がすすまず、
JAS規格の中では等級の高いお墨付きの耐久剤をほどこしている。
link 下記環境パイルについて

新潟駅の地下空間の下に松杭が打たれ、
新潟地震の際、被害が最小限に抑制された点から
可能性として液状化対策になりうることも伺えます。
link 参照文献

コストが木材ということで廉価であり、
かつコンクリート杭やセメント改良杭と異なり、
環境問題として木材を使うことは有意義な利点があると判断しています。
杭が不要な場合には引き抜きも可能ですしね。
環境パイルの木材は全て国産材を使用していることも、外材に頼らず、
地場の林業を支える方策ともなりえます。
構造設計において不可点がないかぎりでは木杭の可能性を模索しつづけている。

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地鎮

旧豊栄 嘉山にて、新規住宅の工事着工です。
父と一緒に地の神と対峙する子供たち。
これに伴い地鎮祭を催しました。
前より雨予報のなか、本日いきなり晴れ予報に変更!
良いタイミングのなか、滞りなく地鎮祭を開くことができました。
杭工事を経て、10月より着工~来春完成予定です。

平たい1階の上に、杉張りの2階のボリュームがのるプロポーション。
冬工事に負けず、懸命に監理をほどこします。

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