赤沢保育園

project

園竣工

この度設計に携わりました赤沢保育園の竣工式に出席いたしました。
無事に竣工を迎え安堵の気持ちでいっぱいです。
サプライズがありまして子供たちの素敵な歌の披露があり、
また感謝の言葉がありました。
純真無垢な瞳によって不覚にも涙しました。
みんなありがとう!

沢山の人と触れ合い支えあって生きていくことを
初めに教わる環境はまずは保育の場のことでしょう。
支え合うこととは、人を信じ待つこと。
自分自身に言い聞かせでもあります。
そんな人を信じ待つことを
保育の場という第一線で奮闘されている保育士の先生たち。
本当に美しいです。
どんな環境だとしても、子供とは「本気」が必要だと
園を設計する場から学んだ気がします。
先生たちと子供たちの間には「本気」がある。
あの子供たちの歌は「本気」だったから。

沢山のことを学んだ園舎の設計。
この糧を次の環境設計へ寄与したく思います。

保育場

保育の場
しもまちは歴史ある保育の場・赤沢保育園。
朗らかで微笑ましい環境。
激動の時代を泳ぐように突き進んだ育成の学び舎。
赤沢保育園の設計監理に携わり、
年度末の引き渡しに向かい準備がととのってきた。
柔和をモチーフにカービングを施し、
閾の至るところで子供たちが柔らかなアーチをくぐる光景をイメージした。
くぐりぬける笑顔が待ち遠しい。

鉄骨建方

計画中の赤沢保育園の鉄骨建て方ほぼ完了しました。
とりあえず安堵です。
図面のチェックバックと製品検査を終えてようやく迎えられた上棟。
実に感無量だ。
集中を続ける。

遊戯室の広さを体感する。
FLより300の段差をもって落ち込むようにレベルを調整する予定だ。
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屋外遊技場の広がりを確認。
しもまちという屋込みの中でなんとか遊技場を確保。
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遊戯室側より鉄骨の建ちを確認。
動線を確保できるよう、ブレースなく計画していただいた構造家の薦めに納得。
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赤沢保育園着工

設計監理に携わる赤沢保育園。
地鎮祭なり。
設計活動旧知の友人、nスケッチ・井口哲一さんと
協同設計監理 JV:「NTアーキテクツ」として
共に、新潟・しもまちで子供たちがメチャクチャ楽しんでいる景色を夢見ています。
来年4月いっぴの開園をめざし日々奮闘がはじまります。

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道路側ファサード、曲線を並置する。
image©井口哲一

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エントランスを抜けたホール内、同じく曲線を表現。
image©井口哲一

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建物は鉄骨造2階建てである。
軟弱地盤を考慮して液状化現象対策を含めた鋼管杭工法にて基礎下を安定させる。
園内の自由度を目指してブレースは今回無しとしている。
2階に保育室があることにより保育基準により準耐火構造となる。
かなりのハイスペックとなるが、しもまちという屋混みの中で、
周辺環境の中でも構造的に安定な建築を提供し、
また防火を十分に考慮した準耐火構造としている。
さあ、しもまちにて新しい文化機能の始まりだ、
子供のため、強く、そしてワクワクする建築空間を!

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