聖籠の家

project

表彰

第30回建築作品・新潟県賞・優秀賞の表彰式でした。
聖籠35の住まいに対する表彰でした。
自然素材を最大限に生かし、かつ新潟の杉にこだわった点、
さらに地域のコミュニケーションの空間を継承している点に
ご評価をいただきました。
審査員長の西村先生と建築談義に花が咲き、良きお時間を過ごすことができました。
この機会を励みに、良い家、素敵な空間の創作に意欲を持つ!
沢山の人と交流できる場が久しぶりでして、
コロナ禍の中、コミュニケーションを取ることができ楽しいひと時でした。

第30回建築作品・新潟県賞 優秀賞 受賞

受賞のお知らせです。
令和3年度第30回「建築作品・新潟県賞」において「聖籠35」が優秀賞を受賞しました。
新潟県産杉105角(3.5寸角)のみで構築され、国産杉山をフルに利活用できないか、工法や生産性、コスト、
そしてカーボンニュートラルをマネジメントした住まいとなります。
これを励みにして、もっと価値のある場の創出に尽力したいと思います。

聖籠35

三 五

聖籠35house の竣工写真が上がってきた!

撮影当日は美しく晴れ、
青空の映えた聖籠35ハウスをぜひみていただきたい。

聖籠35house

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間隔・感覚

聖籠の家 現場へ
本年2019年, 現場の最終確認。
大工さん、電気屋さんと細かくお打ち合わせを行う。
諸々と気が利いて嬉しい。
下地がだいぶ組みあがった模様。
1365mm間隔の木造フレームが表出し、
そのリズム感覚にしばし想いが巡る。

もっともっと良くなる方法がないか模索しつつ、
建築現場にて能動的に動くように心がける。
さあ、現場でのヒントを携えて、あたスタディだ。

本年もありがとう、職人さん。 みなさんに感謝をこめて。

検査

聖籠の家
工場にて最終検査
加工の出来栄や、変更修正点の確認を行う。
来週の建て方にいよいよ準備が整った模様だ。
国産の杉・105角部材のみを使用して、
頬杖構造とトラス構造を組み合わせた農家住宅が進行中だ。
105角部材の構成なので、大工がひょいっと持ち上げては
運び、押しや引き、回し、全ての動作が軽く流れていく。
構造設計は田中哲也建築構造計画・田中氏と協議し、
杉材の転用性を議論し、強度を担保しつつ実施へと繋げている。

身近にある杉材で、部材の本数は割り増しになるが、
北米材にたよらない国産の杉を利活用する目当てにも通ずる。

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原寸

現場監督から電話が入る。
工場に描いたから来てみてよ。
行くと、聖籠三賀の家の軸組を、土間に墨で原寸をおこしてくれていた。
唖然、そして感銘を受ける。
大工さん曰く、「いっちゃん、ええの」。
本当にありがたい。
三賀の家は木造のトラス構造であり、
仕口の金物は複雑に入り組む。
しかしこうして、コンクリートのグレーと、墨の黒は、
床という水平面上で糸のように折り合い、
私にもとてもわかりやすく、一目瞭然となり
打ち合わせ内容は当然濃密になっていく。

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解体

聖籠町へ
三賀の家 現場。
解体作業が進みつづけられている。 既存母屋を一部残し、さらに増築を施す計画である。
柱や梁の架構を下調べにリサーチ。
思ったほか複雑。。。
根気よく梁の位置を読み解いて図面に落とし込みます。
今あるものを上手に転用して、歴史を刻みつつ、
新しいものへ転化するイメージがますます膨らむ。
さらに模型へと現地の情報を落とし込む作業を敢行。
オープンデスクも三賀の家の模型に励んでくれている。

三賀の家の模型はますますリアルになってきた。
こまめに現場に足を運び、現場とPC業務、模型業務等のリンクがますます絡みあっていく。

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